学資保険の知識

学資保険を解約したら返戻金はもらえるの?解約を考えたら確認したいポイント

学資保険に加入したのはいいものの、保険料の支払いが苦しくなってしまい、解約するべきか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

もしくは私立の進学もふまえて考えていたものの、保険料が高すぎて支払いが苦しいなど、、人生は何が起こるかわかりません。

もし学資保険を解約した時に、返戻金はもらえるのかどうかは気になるところです。

解約を考えた時に、まずは確認したいポイントをふまえて説明します。

学資保険を解約したら返戻金はもらえるの?

学資保険によっても多少の違いはありますが、基本的には毎月一定の金額を積み立てていくタイプの保険です。

そのため満期まで支払いができなくなってしまい、途中で解約することになっても「ほとんどのお金」が戻ってきます。

ただし加入している年数が短かいとその分返戻金の金額が下がってしまいます。

学資保険によっても変わりますが、加入してから15年以上経過すると返戻金100%になります。

学資保険を解約するメリットといえば、すでに支払った分の保険料が戻ってくるところです。

金額は高額なものではないにしても、数年積み立てていけばそこそこまとまった金額が手に入るので、もし金銭的にどうにもできないのであれば解約するのも一つの選択肢だと思います。

また学資保険を解約する時は、契約者本人から保険会社に連絡しなくてはいけません。

窓口に実際に出向いて手続きを行う方法もあれば、郵送や電子手続きなどでできる場合もあるので、保険会社に確認してくださいね。

学資保険を解約する前に確認したいポイント

学資保険を解約しないといけないという時に、せっかく今まで貯めてきたお金だからこそ少しでも損することなく、お金受け取りたいと思うものですよね。

学資保険特有のルールもあります。学資保険を解約するか迷ったときに、まずは確認してほしいポイントを紹介します。

1. 一部解約できるかどうか

学資保険の支払いが厳しくなってしまった時は、「一部解約」ができるかどうかを確認してみてください。

一部解約とは学資保険のすべてを解約するのではなく、保険の一部を解約することで毎月の保険料の支払額を下げることをいいます。

例えば毎月25,000円を支払っているとすれば、その半分で12,500円に下げれます。一部解約をしたときに半分の貯まっているお金を返戻金として受け取ることが可能です。

ただし毎月の支払額によっては減額ができないこともあるので、まずは保険会社に相談してみるといいでしょう。

もともとの支払額が1万円以下の場合、一部解約ができないケースもあるようです。

2. 契約者貸付制度があるか

解約返戻金を担保にして、保険会社からお金を借りれます。これは学資保険だけでなく、積立式の保険であれば基本的に利用できる制度です。

保険会社によっても借りられる金額には違いがありますが、70%~90%になり短期的にお金が苦しくなってしまった時にも最適です。

もちろんお金を借りるので利子もかかりますが、解約して返戻金で損してしまいそうな時は契約者貸付制度を使うのも一つの方法です。

契約者本人しか利用できない制度になるので、じっくりと検討してみてくださいね。

契約者貸付制度を利用するときは保険会社に連絡し、3日~1週間程度で振り込まれます。

3. 解約するタイミングを考える

いろいろ検討してみたものの、解約する意思が硬いのであれば、手元に戻ってくる返戻金を少しでも多くしたいものですね。

たった1年でも返戻金の金額が変わってくるので、できるだけ先延ばしにできるように頑張ってみて、それでもムリなら解約しましょう。

例えばたった1年しか経過していないと、返戻率は63%程度になります。10万円の保険を支払っていたとしても、返戻金は63,000円に減ってしまいます。

でも2年目に解約すると81%と返戻率が上がるので、解約するタイミングはしっかりと検討した上で決めてくださいね。

4. 払い済み保険にして支払いを止める

保険料の支払いが難しくなってしまった時は支払いを中止できます。その場合、今まで積立てた金額の割合によって、満期金を受け取るようになります。

今後は保険料を支払わなくても、将来的に満期金を受け取れます。

払い済み保険に変更した時点で保険料の支払いが発生しませんが、保障を受け続けられますし、解約返戻金が増えていく仕組みです。

特約などは付かないこともありますが、保障額が下がっても保険を続けたい人にオススメの方法です。

学資保険の手続きをしてすぐに解約するときは?

学資保険を契約してすぐに解約したいと思った時は「クーリングオフ制度」を利用できます。

契約して書面を受け取った日、もしくは1回目の保険料を支払った日から8日以内であればすぐに解約できます。

ただし必ずしもクーリングオフ制度が使えるとは限りません。もし学資保険に加入したものの、やっぱり支払いが厳しそうと思ったら、期限内に解約しましょう。

こういった制度もあるのを覚えておくと、学資保険に入るときも安心ですね。

一度解約してもまた学資保険に入れる?

学資保険を一度解約したものの、家計に余裕が出てきたので、学資保険を再開したいと思う人もいるかもしれません。

再度契約するのは難しくないですが、注意しなければならない点が2点あります。

それは「子どもの年齢」と「親の年齢」です。保険の契約者自身が65歳以上になると年齢制限でひっかかってしまい、学資保険に加入できないケースです。

また子どもの年齢によっても学資保険に加入できないケースもありますし、年齢が上がるとその分保険料も高額になります。

以前と同じ条件で加入できないケースもあるので、保険会社の加入条件などを確認した上で決めてくださいね。

その場合は、貯蓄で教育費を貯めるなど、学資保険以外の方法を検討したほうがいいかもしれません。

学資保険は子どもが小さいときや親の年齢によっても変わります。この辺りも踏まえた上で、学資保険を解約するべきかどうかを考えましょう。

結論としては学資保険の加入は慎重にしよう

学資保険は貯蓄を行う習慣がない人にとっては、強制的にお金を貯蓄できる点はメリットだといえます。

ただし、金利は低く18年など長期に渡ってお金を固定されてしまうデメリットもあります。

学資保険に加入したものの、何かがきっかけになり支払いが難しくなってしまう人もいまます。

その場合、すぐに解約すると決めつけずに、まずは支払い続けられる方法を検討してみます。

保険会社にお金を借りたり、支払いを減額する、払い済保険などさまざまな方法があります。

一度解約してしまうと、次に加入する時に同等の条件では入れないことが考えられますし、元本割れしてしまうことも・・・。

子どもの教育費は高額なお金がかかるので、そのお金を上手に貯めていくためにも、学資保険を選ぶ時は慎重に行うことをオススメします。

まとめ

いかがでしたか?学資保険を解約する前に、まずは加入している保険会社の担当の人に相談することをオススメします。

もしかすると、解約以外の方法が見つかるかもしれません。

払えないからといってすぐに解約を決めてしまうと、返戻金が少なくなり損する可能性が高いです。

学資保険は解約してしまうと、最後加入した時に希望の条件では入れないこともあるので、じっくりと検討してくださいね。

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FPももか
保険比較ラボのFP(ファイナンシャルプランナー)岡野ももか。元保険販売員の経験を生かして、初心者や女性に向けて、わかりにくい保険選びを無駄なくお得に見直しする方法をわかりやすく紹介。