学資保険の知識

学資保険の解約返戻金はいくら?解約で注意したい3つのポイントとは

学資保険に加入する際は、解約のことは考えないでしょう。

ところがお金に余裕がなくなった時に、何も考えずに学資保険を解約してしまう人がおられます。

まず解約する前に解約したらどのくらい解約返戻金がもらえるのか?

すべての内容を理解した上で、それでも解約した方がよいのかを確認しましょう。

今回は学資保険を解約する際に、気をつけたいポイントについてご紹介します。

学資保険と学資保険の解約返戻金とは

学資保険とは子供の教育資金の確保を目的とした保険ですが、生まれてすぐの子供が大学に入学するまでに何が発生するのかわかりません。

特に子供が事故で亡くなってしまったり、大学に入学することが困難な経済状況になってしまったら、学資保険を解約する必要が出てくるでしょう。

学資保険を解約することで解約返戻金がもらえる場合がありますが、予め学資保険の契約内容を確認しておかなければ、解約返戻金の金額が少なくなってしまうことがあります。

学資保険を利用した継続年数によって異なります。数年程度の学資保険の利用であれば解約したときに払戻金が手にもらえないことがあるので注意しましょう。

更に契約内容に準拠した継続年数であったとしても、必ず保険として支払ったすべてのお金が返ってくるとは限らないです。なぜなら、保険を利用した時点で契約の締結や維持に関する費用がかかってしまうからです。

学資保険に加入する際にはこれらの契約内容をしっかり把握した上で契約することが重要です。

ポイント1 学資保険の解約する際は解約返戻金を計算しよう

学資保険の解約返戻金の計算方法はフィナンシャルプランナーの方に計算してもらうと良いですが、パソコンのフリーソフトなどを使用することで無料で計算することもできるので知っておくと良いでしょう。

ただし、フィナンシャルプランナーに相談する場合や自分で計算する場合のいずれであっても、契約した年数や支払った元本の金額に加え、契約の際に配布された資料等を確認する必要があります。

これらの資料は的確に払戻金を把握するために必要になるので事前に用意しておくことがポイントです。もちろん払戻金を受け取るときには様々なリスクに注意する必要があります。

ポイント2 学資保険は解約する前に元本割れのリスクをチェック

学資保険を解約すると元に戻すことは出来ないので、解約をする際は気をつけましょう。

学資保険を解約した後に子供が大学などに入学したいと言ったとしても、やり直しはできません。

だから子供が完全に大学などに入学する予定が無い場合は解約しましょう。そして元本割れのリスクについても考慮することが重要です。

元本割れの問題については学資保険において非常に問題とされており、18歳の満期までお金を支払い続けたとしても元本割れしない学資保険は限られているのです。

つまり、ほとんどの確率で学資保険の途中解約で元本が返ってくるとは限らないのです。

事前に契約内容を把握していればわかることですが、保険を利用した場合は会社に利益が入るためにも元本割れがほとんどの確率で発生することを覚えておきましょう。

元本保障がある保険であったとしても、解約返戻金も104パーセント程度であるなどそれ程高くない点についても注意する必要があるのです。

学資保険を住宅ローンや医療ローンなどの返済に利用しようと考えている方は要注意で、払戻金がそれ程多くないのでローンの返済が出来ないことがあります。

学資保険の払戻金でローンの返済が成功した例は少ないので、考慮しておきましょう。

ポイント3 学資保険の解約返戻金を受け取ると税金がかかる

更に学資保険の解約による払戻金を受け取ると、税金がかかる場合があります。

所得税の計算は利用者の勤務状況や額によって異なりますが、50万円以上になると所得税がかかってしまうことも。

それだけでなく贈与税になるケースも報告されています。贈与税は控除額が受け取りする額によって決まっているので計算は簡単ですが、200万円以下で税率は10パーセントと非常に高めです。

受け取りの額が多くなるとその分税率が上昇していく累進課税方式なので注意しましょう。最大は3000万円超えによって55パーセントになります。

元本割れしない学資保険であったとしても、これらの税金によって元本割れするリスクが高くなってしまうので、それらの問題を考慮した上で解約をするかどうかを決定しましょう。

学資保険を解約すると再加入できない場合も

また解約する年齢によっては再加入できないことがあります。具体的な年齢によっては保険によって異なりますが、15歳を超えると学資保険に再び加入することが出来ないことが多いです。

保険によっては0歳から3歳までしか入れないことがあるので、注意しましょう。

再加入したとしても損することもあるので、こちらもチェックが必要です。

特に年齢が上昇するにつれて、学資保険で受け取れる金額が少なくなる場合もあるのです。

他にもリスクがあり、学資保険を利用していたら、家庭によっては貯金できないこともあるでしょう。

実際に学資保険を利用した場合よりも、普通に貯金したほうが明らかに大学に入学するための貯金を確保できる家庭もあるでしょう。

そのような状態で学資保険を解約したとしても、大学に入学するための十分な学費をもらえないことが多いです。

だから必ず学資保険の解約返戻金を計算してから、解約するかどうかを決めましょう。

まとめ

いかがでしたか?お金が必要になったからと、すぐに解約してはいけません。

解約した時のリスクを把握した上で学資保険を解約返戻金を受け取って解約するのか、それとも継続していくのかを判断する必要があります。

学資保険に加入する際は以上にことに注意して利用しましょう。

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FPももか
保険比較ラボのFP(ファイナンシャルプランナー)岡野ももか。元保険販売員の経験を生かして、初心者や女性に向けて、わかりにくい保険選びを無駄なくお得に見直しする方法をわかりやすく紹介。
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