子どもが生まれたら

赤ちゃんの銀行口座は必要なの?必要書類や申し込み方法、オススメの口座をFPが説明

生まれた赤ちゃんのために、専用の銀行口座を作ってあげたいと思っているパパ・ママもいるのではないでしょうか。

巷では生まれたときの体重を口座に最初に振り込んで記念にするのも流行っているようです。

でもそもそも赤ちゃんに銀行口座が必要なのかどうか?そもそも口座が開設出来るのか疑問点がたくさん出てくるでしょう。

現役FPの立場から、赤ちゃんの銀行口座についてFP視点でわかりやすく説明していきます。

赤ちゃんの銀行口座は必要なの?

まず、赤ちゃんの銀行口座は必要なのかどうかについてですが、作ってあげるのをオススメします。

例えば赤ちゃんが生まれて祖父母からお祝い金をもらったり、お年玉など何かと子どもにお金をもらったりすることがありますよね。

子どもが大きくなったときに使えるようにと残しておきたいと決めていても、ついつい使ってしまった・・・なんてケースも少なくありません。

赤ちゃんが生まれたあとは何かと出費もかかるので、手元にあるとどんなに決めていても使ってしまいがちです。

特に生活費と一緒の口座にしていると、どれが貯蓄の分なのか管理するのが難しくなってしまいます。

これが子どもの銀行口座に入っていれば、つい使ってしまうということはなくなります。

赤ちゃんの頃から銀行口座を作ることで将来のために学資金を貯蓄でき、コツコツと貯めておくことができます。

また、赤ちゃんのときに作った銀行口座を大きくなったときに渡して、自分でお金の管理ができるように教えることもできます。

お金は考えて使うこと、やりくりの大切さも含め、通帳を見るとお金の動きについても理解できます。

お金が大切なことは誰でも一度は言われたことがあるにしても、義務教育ではお金について学ぶ機会がほとんどありません。

子どもが将来お金に困らないようにするためにも、赤ちゃんからの口座を作っておくメリットになるのではないでしょうか。

また通帳を見ながら子どもと一緒に話をする機会にもなります。

赤ちゃんの頃はわからなくても、大きくなってから親が頑張ってお金を貯めてくれていたことがわかると子どもにとっても嬉しい気持ちになりますよ。

赤ちゃんの銀行口座を作るのに必要な4つのものとは?

赤ちゃんの銀行口座を作るとき、まずは日取りのいい日を確認してから作るのことをオススメします。

例えば、「天赦日」や「一粒万倍日」「寅の日」は縁起が良いと言われている日です。

赤ちゃんの大切なお金を貯める口座なので、六曜を確認してからでもいいかもしれません。

銀行によって必要な書類が異なるので、事前に電話で確認してから窓口に行くとスムーズに手続きができるはずです。

必要なもの1 印鑑

銀行口座を作るうえで絶対に必要なのは印鑑です。

両親が使っている印鑑であっても問題はないのですが、子供用の口座になるので管理をする意味でも別の印鑑にしたほうがいいでしょう。

なかには子どもが生まれたときに実印を作るケースもあります。

印鑑が必要ないネットバンキングなどもありますが、子どもが大きくなるにつれて、何かと使う場所が増えるので、子ども用の印鑑は1つ持っておいたほうがよいでしょう。

安い認印にすると、部分的に欠けてしまいつかえなくなってしまうこともあるので、銀行印を用意することをオススメします。

必要なもの2 子どもの本人確認書類

写真付きのものがあるとベストです。例えば、マイナンバーカードやパスポートがあるとスムーズに手続きを進められます。

国民健康保険の場合は役所で届けを出してから、その場で発行してもらえることもあります。

協会けんぽや健康保険組合の場合は、扶養者の会社で手続きが必要になるので、半月以上時間がかかることもあります。

赤ちゃんが生まれて1ヶ月検診時に健康保険証を使うので、生まれたばかりで大変な時期ですが早めに手続をするようにしてくださいね。

本人確認書類については銀行によっても違うので、「赤ちゃんの口座を作りたいのですが」と伝えて確認しておくと安心です。

必要なもの3 親権者を確認できる書類

窓口に来て手続きをしている人が、赤ちゃんと親子だと証明できる書類も必要です。

銀行口座は本来、名義人本人が手続きを行いますが赤ちゃんは自分ではできないので、親権者が代わりに行うようになります。

銀行によっては住民票や母子手帳の提出が必要になることがあります。

赤ちゃんと同じ住所に住んでいることが証明できる書類を用意しておきましょう。

何か必要かこちらも銀行に確認しておくと安心です。赤ちゃんと一緒に行ったから手続きができるものではありません。

必要なもの4 マイナンバーがわかるもの

マイナンバーが主流になりつつある今、新規で口座を作るときはマイナンバーを聞かれることもあります。

写真付きのマイナンバーカードが必要なケースもありますし、通知カードでマイナンバーがわかれば問題ないこともあります。

マイナンバー自体は出生届けを出したときに教えてもらえますが、通知カードは即日もらえないので3週間程度の時間がかかることも考えられます。

どうしても急ぎで確認したい場合は住民票を取り寄せれば、そこにマイナンバーが印字されているはずです。

赤ちゃんの銀行口座の申し込み方法

赤ちゃんの銀行口座の申込み方法として、実際に店舗に行き手続きする場合と、スマホやPCからインターネット経由で申込みする方法があります。

0歳の赤ちゃんと一緒に店舗に出向き手続きをすると、混雑しているときなど、1時間以上の時間もがかかることも・・・。

できるだけ「給料日」を避け、平日の早めの時間に店舗に行くようにしてください。

店舗についたら「赤ちゃんの口座を作りたいのですが」と伝えれば、銀行のスタッフさんが手順を教えてくれます。

赤ちゃんを連れて行ったほうが手続きが早いケースもあります。

口座を開設する目的を聞かれると思いますので「子どもの貯蓄をしたい」「子どもの将来の為にお金を貯めたい」「お祝い金やお年玉を管理したい」などの理由を述べられるようにしておきましょう。

手続き当日に必要書類を忘れないようにしてくださいね。

赤ちゃんの銀行口座にオススメの5つの銀行とは

ここからは、赤ちゃんの銀行口座を作るうえで、FPの立場からオススメの5つの銀行について説明します。

子どもが大きくなるまでには20年と長い期間貯蓄しますので、合併や破綻などのリスクの少ない主要銀行を選ぶのがオススメです。

1. ゆうちょ銀行

赤ちゃんのはじめての口座というと、ゆうちょ銀行を思い浮かべるパパ・ママが多いのではないでしょうか。

学校関係の振込先として使うことも多いですし、日本全国に郵便局があるので引っ越ししても安心です。

ただし口座を開設するためには郵便局に行かなくてはいけません。

名義の変更をしたり印鑑を変えるなど実際に窓口に行かないと手続きできないものも多いですし、ゆうちょなら安心と思っている人も多いと思います。

またゆうちょ銀行はコンビニのATMでも入出金でき、手数料がかかりません。また、ゆうちょ銀行では、口座開設者限定のオトクなキャンペーンも開催されています。

一番有名なのは「はじめてのお年玉」で、キャンペーンの期間中に新規で口座を開設した0歳のお子さん限定で、1000円のお年玉が受け取れます。

地域によっても実施していない、開始時期に違いもあるので郵便局に問い合わせをして確認するのをおすすめします。

2. みずほ銀行

みずほ銀行は店頭で手続きもできますし、インターネット経由での申込みもできます。

みずほダイレクトで現在の金額を気軽に確認できたり、イオン銀行と提携しているのでみずほ銀行のATMだけでなく、イオン銀行のATMでも手数料が無料になります(※8:45~18:00まで)

お近くにイオン・ダイエー・ミニストップ・マックスバリュがあり、平日に利用する機会が多い人にはいいかもしれません。

主要銀行でも有人窓口の縮小は続いていますが、みずほの大手だからこそ安心して赤ちゃんの口座を開設できます。

みずほ銀行の口座を親が開設する場合、店頭での申込みは20歳未満、インターネットの申込みは18歳未満と若干の違いがありますので注意してください。

3. 新生銀行

新生銀行は、会員ランク制度がありゴールドランクになると、ATMの入出金手数料が無料にある特典付きです。

海外でも使えるGAICA(プリペイドカード)を子どもが13歳以上から作成することができます。

もちろん、国内でも利用できるので将来的に子どもが留学する可能性を考えている人や、ライフスタイルの変化があっても長く使える銀行口座を探しているパパ・ママにもおすすめです。

新生銀行はネットがメインではありますが、実店舗もあるのが安心できますね。

32種類のキャッシュカードから選べる選択肢の多さも嬉しいです。新生銀行のATMはコンビニATMでも24時間365日好きなときにお金の出し入れができます。

実店舗のある場所が限られてしまうのがデメリットかもしれません。

4. 三菱UFJ銀行

こちらも主要銀行として人気の高い三菱UFJ銀行は、通帳のデザインをディズニーもしくは一般的なものかを選べます。

子ども用の銀行口座ですし、キャラクターものは喜ばれますよね。とてもかわいいデザインで男女問わずに使えるのも嬉しい点です。

・店頭窓口にて手続きをする方法

・店頭に設置されている個室ブースのなかでオペレーターによる手続き方法

・インターネットで申込書を請求して必要書類を同封し口座開設をする方法

残念ながら15歳未満の場合スマホでできる簡単口座開設を利用することができません。

来店や郵送の手続きがなくても口座を開設できますが、赤ちゃんの口座では使えません。

5. 楽天銀行

ネットショップの大手としても有名な楽天のネット銀行も人気があります。

日頃から楽天市場や楽天トラベルなどグループ会社を使う人によっては、オトクにポイントを貯めて子どもにバックしてあげることもできます。

わざわざ銀行の窓口に行く手間も省けますし、コンビニのATMも利用できます。楽天銀行なら最大月7まで手数料がかからなくなります。

振込は3回まで無料と少なくなりますが、手数料がこれだけかからないのは大きいですね。

12歳未満は親の身分証もないと手続きできません。

赤ちゃんの銀行口座の3つの有効な使い方

赤ちゃんの銀行口座を作ったら、できるだけ有効な使い方をしたいものです。

ここからは、銀行口座の3つの有効な使い方を説明していきます。

1. 出生体重の記録

銀行などの金融機関ではじめて口座を開設するときにおはじめとして赤ちゃんの出生体重を入金するパパ・ママもいます。

親にとっても見直す度に記念になり、赤ちゃんが成長したときに生まれたときの喜びを感じられる、幸せな使い方でもあります。

なかには毎月の体重金額を入金して成長の記録のように残している人もいます。

大切な子どもの記録だからこそ、世界に一つしかない出生体重の記録を残してみませんか。

2. 子どものお金教育

子どものお年玉やお祝い金など親が管理している人がほとんどだと思います。

でもそのお金がどこに行ってしまったのかわからないままだと、子どもにとって親を信用できなくなってしまうことも。

赤ちゃんの頃からお年玉を貯めておき、折に触れたタイミングで通帳を見せ子どもとお金について話す機会を設けましょう。

お金が貯まっていく喜びやを知り、考えて使うことの大切さを学ぶ機会ともいえます。

3. 子どもの進学費の貯金

家庭用の口座で管理してしまうと、ちょっと足りないときにお金を借りて・・・なんてやっているうちに子どものお金が貯まらなくなってしまいます。

うっかり家計に使ってしまうことのないように、子どものお金と生活費は分けておいたほうが安心です。

子どもの進学時にまとまったお金がかかりるので、コツコツと貯めていきましょう。

赤ちゃんの銀行を作るときの注意点とは?

赤ちゃんのために口座を開設したものの、トラブルの原因になってしまうのは避けたいものですね。

注意すべき点として、1年間で110万円を超えて、子どもの口座に入金してしまうと贈与税の対象になります。

例えば、せっかく赤ちゃん用の口座を作ったので、ある程度まとまった金額を入金しておこうと考えるパパ・ママもいるかもしれません。

ただしこの方法だと課税対象で損をしてしまい、申告しないと罰則の対象になります。

また、赤ちゃん用の口座を作ったのはパパ・ママでも、子どもが成人を迎えると口座から勝手にお金をおろしてはいけません。

子どもの名義で作った口座はあくまでも子どものための将来の資金です。赤ちゃんの口座を作るときに、この点を把握したうえで開設しましょう。

まとめ

いかがでしたか?赤ちゃんの銀行口座を作って、お年玉やお祝い金などしっかりと貯めていきましょう。

お金の管理をするためにも、0歳のうちから口座を作っておいたほうが安心です。

ただし110万円以上になると贈与税がかかってしまうなどの注意点もあるので、メリット・デメリットを把握したうえで口座の開設してくださいね。

ABOUT ME
FPももか
保険比較ラボのFP(ファイナンシャルプランナー)岡野ももか。元保険販売員の経験を生かして、初心者や女性に向けて、わかりにくい保険選びを無駄なくお得に見直しする方法をわかりやすく紹介。
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